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第1回「金属及びファスナーの引張試験及びロックウェル硬さ」 |
技能試験 参加試験所の募集 |
KMTLエッジテック株式会社
KMTLエッジテック株式会社(KMTL-ET)では、JIS Q 17043(ISO/IEC 17043)に従って技能試験スキーム提供業務を実施しています。
技能試験は、試験所が適切な試験データを提供できる能力を持つことを実証するために有効な手段です。試験所等が試験所認定を取得または維持するため、技能試験の参加結果は技術能力の根拠の一つとして使用されます。
技能試験は、試験所認定の取得または維持のためだけに有効なのではなく、試験所等の品質管理や改善に役立ちます。例えば、技能試験に参加して外部と比較することによって、自社の試験結果が偏りやばらつきを持っていることに気が付くことがあります。 JIS Q 17025(ISO/IEC 17025)による試験所認定を受ける場合、このような試験所間比較技能試験の参加経験は必須条件の一つです。
上記理由から、試験業務に携わる関係各位の積極的なご参加をお薦めいたします。
各試験項目につき、年1回の試験を行います。次年度からは自動的に継続参加となり、参加の中止または変更の場合のみご連絡いただくシステムとなっております。
技能試験は、まず均質な試料(2個または2組)と試験要領書を配付いたします。参加される各試験所はJIS法及びISO法その他適切な方法で測定された結果をKMTL-ETにご報告いただきます。KMTL-ETにて、各試験所のデータは統計計算された後、参加試験所へ報告書(pdf版)がメールで送付されます。
・新規参加申し込み期間:平成28年4月1日~平成28年5月30日
※期限後の申し込みは次年度分として受付(2年目から自動継続)
・技能試験用試料の配布:平成28年9月9日
※試料準備の都合で若干前後する可能性がございます
・試験結果の報告締切日:平成28年10月28日(必着:メール)
※期限後の報告は、統計計算から除外いたします
・最終報告書の発行予定日:平成29年1月下旬
機械試験を業務とする全ての試験所
試験技能の向上と試験所の技能レベルの確認
金属及びファスナーの引張試験及びロックウェル硬さ試験
素材の準備・試験片加工・均質性試験・発送準備
報告書は、JIS Q 17043で推奨された次のような統計処理が行われ結果が評価されます。
① 全体の平均値及びばらつき(標準偏差)などの表示(従来法及びロバスト法による統計処理)
② zスコアバーチャート、ユーデン(Youden)図などによる、貴試験所の全体にしめる位置を表示
(注) zスコア = (各試験所の値 – 全体の平均値)/標準偏差
試験所名は番号で表示されます。従って、各試験所の試験結果に対してトレーサビリティが確保されているかどうか知ることが出来るとともに、試験結果全体のどこに位置するかが分かります。一方、他の試験所に貴試験所の結果が知られることはありません。KMTL-ETには守秘義務があるため、試験結果が外部に漏洩することはありません。ただし、最終報告書の内容は、他機関の要求に応じてその全てまたは一部を提供もしくは掲載することがあります。
KMTL-ETが実施する当技能試験はJIS Q 17043に従うものであります。
・金属引張試験:100社
・金属HRC:60社
・ボルト引張:15社
・ボルトくさび引張:5社
・ボルトHRC:10社
15項の申込用紙をダウンロードしていただき、必要事項を記入の上、下記e-mailアドレスへエクセルファイルとともにお申込みください。折返し、受付完了と試験所番号のご連絡をいたします。
参加料は試験所番号ご連絡時に請求書を同封いたしますので、指定の口座に期限までにお振込ください。振込手数料はご負担ください。なお、参加料の返金は致しませんのであらかじめご了承ください。
〒675-0155 兵庫県加古郡播磨町新島47-13
KMTLエッジテック株式会社 技術企画部 PTS部門
TEL・FAX:079-435-5032
e-mail:kmtl-et-pts@kmtl.co.jp
受付時間:9:00~17:00(土・日・祝日・年末年始・夏季休暇中を除く)
(内容により、お返事を差し上げるまでにお時間を頂く場合や弊社からお返事させていただくことが適当でない場合にはお返事を差し上げられない場合もございますので、あらかじめご了承願います。)
※ご記入いただきました個人情報は、本会内部資料(受付管理台帳、本会からの案内等)にのみ使用し、他の目的には一切使用いたしません。
・2本の丸棒(φ22×約L250~300:異なった2ロットの材料)が支給されます。
・試験片は平行部をJIS14A号φ10に加工(掴み部は任意)し、試験はJIS Z 2241によります。
・なお、加工及び試験方法は出来るだけ通常実施されている方法を推奨いたします。
・試験片は前もってKMTL-ETの契約会社の試験所で均質性試験が行われます。
・試験項目:①引張強さ、②0.2%耐力、③破断伸び、④絞り
※一般試験所、ファスナーの対象試験所を問わずこの試験を受けられることを推奨します。但し、全項目を報告する必要はなく、試験所の目的に応じて任意の項目のみ(例えば、①引張強さのみ)の報告も可能です。
コード番号 | 品種 | 試験法 | 試験頻度 | 1回当たりの費用 (税別・送料込み) |
---|---|---|---|---|
MT1 | 炭素鋼・低合金鋼 (丸棒試料) |
JIS Z 2241 | 1回/年 | ¥60,000 |
MT2 | 炭素鋼・低合金鋼 (加工済み試料) |
JIS Z 2241 | 1回/年 | ¥66,000 |
・2鋼種のボルト試験片(異なった2ロットから採取)が支給されます。(M12×50×30、P1.25)
・試験片は前もってKMTL-ETの契約会社の試験所で均質性試験が行われます。
・試験はJIS B 1051 9.1及び9.2によります。
・試験項目:①極限力試験、②破断位置
※ボルトの検査試験所はこの試験を受けられることを推奨します。
コード番号 | 品種 | 試験法 | 試験頻度 | 1回当たりの費用 (税別・送料込み) |
---|---|---|---|---|
BT1 | 炭素鋼・低合金鋼 (ボルトの引張試験) |
JIS B 1051 9.2 | 1回/年 | ¥60,000 |
BT2 | 炭素鋼・低合金鋼 (ボルトのくさび引張試験) |
JIS B 1051 9.1 | 1回/年 | ¥60,000 |
・2鋼種の試料(25~40mm径×L10~15mm)が支給されます。
・試験片は前もってKMTL-ETの契約会社の試験所で均質性試験が行われます。
・試験回数など詳細については別途要領書が配布されます。
・測定はJIS Z 2245またはJIS B 1051 9.9によります。
※一般試験所はコードMR1、ボルト検査試験所はコードMR1及びBR1双方の試験を受けられることを推奨します。
コード番号 | 品種 | 試験法 | 試験頻度 | 1回当たりの費用 (税別・送料込み) |
---|---|---|---|---|
MR1 | 炭素鋼・低合金鋼 (金属一般) |
JIS Z 2245 | 1回/年 | ¥60,000 |
BR1 | 炭素鋼・低合金鋼 (ボルト) |
JIS B 1051 9.9 | 1回/年 | ¥60,000 |
・技能試験申込書(excel)
・試験要領書(金属一般引張試験)(pdf)
・試験要領書(金属一般硬さ試験)(pdf)
・試験結果報告用紙(excel)
※弊社HPからダウンロードしたExcelファイルが開けない時の対処方法