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技術用語集

JG SERIES

JGシリーズ

高精度剛性率および内部摩擦測定装置

本装置は、精度の高い自由共振法を使用して剛性率を測定します。JE測定システムと組み合わせることで、材料のポアソン比も正確に算出することが可能です。高精度なデータ取得により、材料科学研究や工業アプリケーションでの品質管理と性能評価が効率的に行えます。

電解研磨による試験片の作成

JG-RT

振動の節の位置

JG-RT

電解研磨による試験片の作成

JG-RTの拡大

JGシリーズの特徴

本装置は、精度の良い自由共振法を用いて剛性率を測定する専用装置です。剛性率の測定には、ヤング率を測定するJE型と同様の考え方、加振方法、および検出方法を採用していますが、ねじり振動を用いるため振動の節の位置が異なります。試料形状は短冊状に限定されており、丸棒形状や細線形状には対応していません。 さらに、本装置はJE-RTのコントローラ部と共用可能なアタッチメントとしても提供されています。これにより、ヤング率と剛性率の両方の測定からポアソン比の算出も可能となっています。

振動の節の位置

【図1】振動の節の位置

JGシリーズの概略仕様

特徴
操作が容易で高精度な測定が可能
測定項目
剛性率
内部摩擦
測定試料
等方性材料
試料形状
短冊状: 板厚0.3~10 mm × 板幅7〜40 mm × 長さ30~110mm
温度変化測定装置の場合、試験片の長さは70mm以下
幅は広いほど測定が容易
試料材質によっては規定外の寸法でも測定可能
測定方式
自由共振式固有振動法
加振方式
非接触静電加振方式
検出方式
非接触音波センサー/静電容量式変位計
共振数
600Hz〜20kHz
試料支持
振動の節を細線の位置に置くだけ
機種
JE-RT(室温用)
JE-HT(温度変化測定等はお問い合わせください)
その他
JEとの組合せでポアソン比が算出可能

※1 写真や仕様は改良などに伴い、変更している可能性があります。 ※2 上記仕様は標準仕様です。ご要望に応じて対応します。

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